バイナリーオプションには偽サイトがある?見分けるためにはどうすれば

バイナリーオプションを調べる際、「公式」サイトが複数あるのに疑問を持ったことはありませんか?
それぞれ確認をしてみても、どれも似たようなレイアウトや文章で、すべて本当の公式サイトに思えるでしょう。

ですが、それらの多くは公式業者とは関係ない偽サイトと言われています。

偽サイトとは何なのか。内容や見分け方を紹介します。

偽サイトってどういうこと?

偽サイトとは、公式業者以外が掲載をする成りすましサイトのことです。

業者の売り文句を掲載し、公式サイトとよく似たレイアウトに仕上げていることから、一見しただけでは公式サイトと区別がつかないのが特徴になります。

偽サイトの多くはリンクサイトを兼ねており、「公式サイトはコチラ」「口座開設をする」といったように、リンク(ボタン)を押すことで公式サイトに移動します。よくある広告サイトと同じといえるでしょう。

偽サイトの数は多く、公式サイトを探す人の迷惑にもなっています。

偽サイトから登録するとどうなる?

偽サイトは、主にアフィリエイト目的で掲載されていますので、仮に間違って偽サイトから登録してしまっても何か問題があるわけではありません。結局は公式サイトへ移動して口座開設をしますので、基本的には二度手間になる程度です。

ただ、偽サイトを使うことで迷惑メールが送られてくることもあります。偽サイトを経由したことでパソコンのIPアドレスが登録され、それを別の広告会社が購入し送信してくるからです。

また、さらに悪質になると「口座開設したサイトは公式サイトではなく、入金したことでお金が盗まれる」といった問題も生じます。場合によってはウイルスが仕込まれている場合もあり、ろくな結果になりません。

さすがに詐欺やウイルスは滅多にありませんが、信用できなのは間違いありません。余計なトラブルにならないためにも、偽サイトから経由して登録するのは止めたほうが良いでしょう。

登録してしまったらどうすれば良い?

もし偽サイトから登録してしまったら、パスワードとメールアドレスは変更したほうが良いです。何もないとは思いますが、万が一の詐欺トラブルを回避することができます。

メールもYahooメールのようなショートメールの場合なら、破棄することで迷惑メールも無視できるでしょう。

深刻なトラブルになることは滅多にありませんので、落ち着いて変更を行ってください。

偽サイトとの見分け方

偽サイトは1つ2つだけではありません。アフィリエイトで儲けたい人は多く、その数だけ偽サイトが存在しています。

うっかり偽サイトを使わないためにも、見分け方を知っておくと良いでしょう。

URLを確認する

最も確実なのはURLを確認することです。仮にハイローオーストラリアなら「https://trade.highlow.com/」になりますが、それ以外のURLの場合は、すべて偽サイトになります。

もちろん、始めて利用する公式サイトなら、知らなくても当然です。少々手間ではありますが、SNSや情報サイトから、事前に公式サイトのURLを調べておくと良いでしょう。

人気海外業者の公式URL

  • ハイローオーストラリア:https://trade.highlow.com/
  • ザオプション:https://jp.theoption.com/
  • ファイブスターズマーケッツ:https://www.fivestars-markets.com/
  • ゼン・トレーダー:https://zentrader.com/
  • トレード200:https://trade200.com/

広告はすべて詐欺サイト

GoogleやYahooなどで検索した際、「広告」と表記されるのは、すべて偽サイトだと思っていいです。アフィリエイト目的の偽サイトが乱立していますので、わざわざ公式業者は広告を作る必要が無いからです。

また、「公式」と明記してある場合も、偽サイトと思っていいでしょう。公式サイトなら、わざわざ「公式」と付ける必要はありません。付けるのは公式と間違って利用してもらいたい、偽サイトの持ち主だけです。

公式と明記されていても、決して信用しないでください。

登録は必ず公式サイトから

結論から言えば、偽サイトの実態はただの広告サイトやリンクサイトです。公式サイトを探すのに邪魔ですが、利用したからと言って基本的には問題にはなりません。

とはいえ、迷惑メールが送られてくるのは面倒です。他にもトラブルになる可能性もありますので、口座開設は必ず公式サイトから行いましょう。