株式やFX続く、新しい投資方法として知名度を上げたバイナリーオプションですが、人によっては「バイナリーオプションもギャンブルだ」と言う人もいます。
もちろん、バイナリーオプションはギャンブルではありませんが、なぜギャンブルと間違える人がいるのでしょうか。
バイナリーオプションとギャンブルの違いについて紹介します。
ギャンブルだと思われる理由
ギャンブルと間違われる主な理由は2つあります。
仕組みがハイ&ローだから
間違われる主な理由は、バイナリーオプションの基本となら「ハイロー取引」が、ギャンブルの「ハイ&ロー」に酷似しているからです。
ハイ&ローとは、親の手札よりも高いか低いかを予想するギャンブルのことで、現在の為替から値上がりするか値下がりするかを予想するハイロー取引と仕組みがよく似ています。
よく知らない人から見れば、勝率50%の運否天賦に見えることも、バイナリーオプションはギャンブルであると思う理由と言えるでしょう。
中毒性があるから
バイナリーオプションには、ギャンブルのような中毒性があります。
最短30秒で結果が分かるため、続けて何度も投資ができてしまうからです。1回数百円から投資ができることも、気軽に投資をしてしまう要因の一つと言えるでしょう。
予想が当たってれば嬉しくなって次も投資してしまい、予想が外れても「次こそは」と投資をしてしまいます。
冷静な判断もできないまま投資を続けてしまい、最終的には破産にもなるでしょう。
バイナリーオプションがギャンブルでない理由
バイナリーオプションがギャンブルではない理由も紹介します。
データから予想ができるから
バイナリーオプションとギャンブルとの違いは、「結果が予想できるかどうか」にあります。
一般的に、ギャンブルとは「運」が絡む博打です。金品を賭けるのは投資と同じですが、運否天賦を楽しむ遊技になります。
運にすべてを委ねますので、当たる確率も約50%と言えるでしょう。
一方バイナリーオプションは、過去の傾向から結果を予想します。「昨日は下降傾向で終わったから、今日の朝一は買う人が多く上昇傾向になる」と言ったように、以前のデータを参考に予想ができるのです。
もちろん、的中率100%とはいきませんが、60~70%程度には引き上げられるでしょう。
運任せではなく統計から導き出すことが、ギャンブルではない理由です。
国が認めているから
バイナリーオプションは、国が正式に「投資」として認めています。
投資の主な定義は「将来的に資本(生産能力)を増加させるために、現在の資本を投じる活動」であり、為替相場に投資し財産を増やす行為は、投資の定義に当てはまるからです。
身も蓋もありませんが、国が認めている以上は、バイナリーオプションは投資なのです。
ギャンブルにしないための注意点
バイナリーオプションはギャンブルではありませんが、投資の仕方を間違えるとギャンブルと大差がなくなってしまいます。
ギャンブルにしたいためにも、投資の方法には注意しましょう。
運否天賦に任せない
投資をする際は、決して運任せにしないでください。予想が難しく、時には運任せにしたい時もあると思いますが、運任せにするとギャンブルと同じになってしまいます。
大抵の場合は損失になり、破産の原因にもなるでしょう。
投資をする際は過去のデータから予想し、絶対に運任せにしてはいけません。
無理な投資をしない
いくら稼ぎたいからと言っても、決して無理な投資はしないでください。無理な投資を続けていると、すぐに破産してしまいます。
基本は低く投資をして、絶対の自信がある時だけ大金を投資しましょう。
もし予想がつかないなら、投資しないのも一つの手です。安全策を心がけて投資をしてください。
入れ込み過ぎないこと
投資を楽しむのは良いですが、絶対に入れ込み過ぎないようにしてください。熱中しすぎると判断が鈍くなり思わぬミスもします。
分析した結果を冷静に投資ができるのはもちろん、時には引くことも大切です。
冷静に判断をして、決して無謀な賭けには出ないようにしましょう。
バイナリーオプションは初心者でも分かりやすい投資
ギャンブルと似通っている部分もありますが、バイナリーオプションは、決してギャンブルではありません。冷静に判断すれば利益になる、国から認められた投資なのです。
バイナリーオプションは投資初心者でもわかりやすく、すぐに取引が始められます。「ギャンブルだから」という先入観は持たず、ギャンブルとの違いを実際に体験してみてください。